離婚した方が良いか、しない方が良いか、迷う方へ

そこに覚悟はありますか?

離婚した方が良いか、しない方が良いか、その答え、正解はきっと誰も持っていないんじゃないかなぁと思います。

 

なぜかと言うと、未来は誰にも分からないし、

未来は、今悩んでいる自分自身が変えていける可能性を大いに含んでいるからです。

 

ただ、ひとつ、

幸せに生きるために選んだ選択の道を、何があっても受け止めるぞ、という覚悟を持つことは、選択をする前に唯一できることなんじゃないかなあ、と思うのです。

 

覚悟というと、ちょっと重苦しいかもしれません。

ピンとこないこともあるかもしれませんね。

 

実際、わたしは離婚を決断し別居に踏み切った時、ある人から「これからは覚悟をして生きないとね」と言われて、

 

正直、

 

「覚悟?覚悟ってなんだろ? よく分からない…」

と思いました。

 

でも、たったひとつ、別居する前に強く感じていたことがあります。

 

離婚をしたことを、将来子どもたちに責められたりなじられたりしても、一切を受け止めていく

 

それはとても強い思いでした。今思うと、あれがわたしなりの「覚悟」だったのかもしれません。

 

でも、もし覚悟という感覚がピンとこない、という場合は、心構え、と声に出してみたらいいかもしれません。

 

そう、

 

「心構え」

 

何か大きな決断をする時、それが未来に吉と出るか凶と出るか分からない賭けのような種類の事柄であった場合、

 

例えば、結婚、離婚、ビジネス、借金など、

 

覚悟までは自覚できなくても、なにか、最悪の事態が起こった時の心構えを持っておくことは、とても良いと思います。

 

なぜかと言うと、

 

厳しい状況に陥った時に、踏ん張る杭になるからです。
(これは、心理学的にも認められていることで、また別の機会にお伝えしたいと思います✨)

 

実際、恥ずかしながらわたし自身、別居から離婚初期のころ、戻ろうか、、、と思ったことが何度かあります。苦しくて苦しくて、こんなに苦しいのだったら、

戻ることは、相手の言いなりに生きる、自分を捨てる、蝋人形になるようなことだけれど

それでもいいから頭を下げてイランに戻ろうか、、、そんな気持ちになったのです。

 

そんな時、離婚をしたことを、将来子どもたちに責められたりなじられたりしても、一切を受け止めていく!と覚悟したことが、自分をこの場にとどまらせ、踏ん張って生きてくることができたのです。

 

踏ん張って生きること

ところで、「踏ん張って生きる」って、どういうことだと思いますか?

なにか、歯を食いしばって耐えている感じがしますか?笑

 

踏ん張るというのは、漢字のごとく「足を張って大地を踏みしめる」、こんな様子をイメージしてみてください。
倒れないようにするには、足は肩幅ぐらい開いていた方がいいし、踏みしめるためにはお腹に力が入りますよね。
お腹はよく丹田と言われるところですが、ここにグッと力を入れて体を支えるのです。

そうそう、これが踏ん張る姿勢です。

お気づきかもしれませんが、決して歯を食いしばったりしていません。
むしろ、上半身はりらーっくす💖

リラックスしないと笑顔にもなれませんもんね😊

心が苦しい時は、顔に力を入れてはダメ🙅
力を入れるのはお腹です!丹田です😊

 

そして ジタバタしてもいい

そして、その苦しい時を乗り越えて、今があります。

毎日必死に起こる出来事に向き合い、対処し乗り越えてきた一つ一つが自分の力になって、それらは自分の自信を育んでくれました。

 

そう、自信は一つ一つ自分で積み重ねた、

「できないことを出来るようにする」

「やったことがないことをやり遂げる」

「乗り越えられないと思っていたことを乗り越える」

 

その先に身にまとえるものだと実感しています。

 

ちなみに、わたしの場合は「子どもからなじられること」という精神的なことでしたが、経済的なことの方もいらっしゃるでしょうし、そこはそれぞれだと思いますけれど。(なので、自分のことを良く知ることはとっても大事です!)

 

話を戻すと。。。。

だから、離婚をするのがよいか悪いかも、きっとその時に決まった答えはなくて、

離婚した後に、
できないことを出来るようにして、
やったことがないことをやり遂げて、
乗り越えられないと思っていたことを乗り越えた先に
ついたものが自信なら、

その離婚はその人にとって良かったことなんじゃないかなって思うんです。

 

反対に、離婚した後に

できないことをできない理由をさがし、
やったことがないことを避け、
自分の境遇を不遇に思い、
不満と不安で心をいっぱいにしているなら、

その離婚は、その人にとっておそらく良いものではないんだと思います。

 

だから、

 

離婚に悩んでいるとき、離婚をしたとき、

この選択は正しかったのかな?と悩むことってあると思うのですけれど

 

そこ、今はきっと答えはありません。

 

正しかったのかどうか、良かったのかどうかの答えは、

自分の行動の先にきっとあります。

 

だからこそ!どんな行動をとるのか、ここが重要です。

自分が望んだ未来への、間違いない行動がとれるように、「心構え」を持っておくことはとても大事だと、実体験から痛感。。。

「覚悟」=「心構え」は、あなたを望んだ未来へ導きます。

 

苦しくて必死で、目の前のことでいっぱいになると思うけれど、

そんな時こそ「覚悟」があなたを支えてくれますよ。

 

だいじょうぶ。きっとやれる。

 

あなたが今している苦しい思いをわかってくれる人は絶対います。

 

だからあなたは一人ぽっちじゃない。

恐れないで、進んでいきましょう。一緒に✨

津守 梨々子

津守 梨々子

離婚後しあわせに生き抜きたい女性の心とキャリアの専門家

行政のひとり親就労自立支援に長く従事し、約4000人の相談をお受けする中、シングルマザーや離婚に悩む女性が幸せに生きていくためには、レジリエンスや社会で生き抜くパーソナルスキルを高めることが重要だと痛感する。

自身も、学びを活かし人生が好転していった経験を持ち、そのスキルと経験を相談の場に活かしたところ、多くの方から、人生が変わったと喜びの声をいただく。のち、オリジナルメソッド化。女性の負けない人生を応援活動中。

プライベートでは、子どもの死や離婚、シングルマザーライフ、セクハラ、パワハラ、職場の人間関係の難しさなど経験し、自らがレジリエンス実践者。

NLPトレーナー/心理カウンセラー/2級キャリアコンサルティング技能士/産業カウンセラー

国際ソロプチミスト「夢を生きる」教育・訓練賞を受賞。困難な女性が人生をしあわせに変えるサポートに取り組み中。

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