うちの親類が離婚問題で揉めています。
揉めているのか、いったん揉めた後の静観期なのか、
この先再び揉めるのか?
あっさり終結するのか?
こればかりは分かりません。
なぜかというと、
当事者が、詳しいことを語りたがらないのと、
介入してほしくないという姿勢でいることから、
当事者の考えや心情が分からないことに加えて、
やはり相手のあることだということ。
長い間に積まれてきた問題なので、当事者でさえ、すぐに答えが出ないこと。
一生の問題だということ。
などがその理由なんじゃないかなあ、と想像しています。
親類などの離婚問題で起こりがちな状況
うちのようなケースは少なくないと思われます。
多くの人にとっても、
なんといっても当事者間の問題なので、
周りの心配や助言は、全く受け付けられなかったり役に立たなかったりで、
周囲からの積極的な関わりは多くの場合、はね付けられて終わるでしょう。
周囲としては心配だと思いますが、多くの場合において、こちらの話に耳を傾けようと当事者が思うまで、時が満つるのを待つことになります。
なぜ、近しい親族、特に親とか兄弟とかの助言や相談がうまく機能しないかというと
親族など周囲の人が、当事者の問題として客観的に聴くことができないことがほとんどの場合の原因です。
つまり、自分ごととして意見を述べてしまうのです。
当事者の気持ちを考えることがどこかに追いやられてしまい、
自分がしたい質問や自分の考えを言ってしまうのですね。
これは、例えば「親類」が親だったり兄弟だったりと、身近であればあるほどよく起こるケースです。
ともすると、過去の「そういえばあの時こんなことがあった」とか
「あれが良くなかったんじゃない?」とか
当事者にとって、(今の問題の)論点の逸れた、
(失礼な言い方かもしれませんが)
あまり役に立たない話になってしまいがちなのです。
おまけに「なんで、そうなったんだ?」
「どうするつもりなんだ?」
「このままにはしておけないだろう?」
「はっきりさせないと」
のように、まるで尋問のような質問攻めにあうこともあり、
当事者はますます殻に閉じこもるしかない。。。という
ただでさえ、相手との離婚のことで悩んでいるのに、
身近な家族とも隔たりを感じて孤立する、、、
という、負のスパイラルに陥ることもよくあることです。
もちろん、そんな負の状況の原因が親類側ばかりにあるわけではなく、
当人にも、
迷惑をかけたくない、とか
心配をかけたくない、とか
打ち明けることそのものに抵抗がある、と素直になれない気持ちなど
色々な理由が重なって、
家族だからこそ話せない、という心情もあるのです。
離婚に悩む人が、冷静にきちんと問題を考えたいときは、第3者の手を借りるのが望ましい。
では、離婚に悩む当事者が、冷静にきちんと考えたいときにはどうするのが良いのか?
結論から申し上げると、第3者にまずは相談することが望ましいでしょう。
第3者とは、何らかの形で、それを専門として仕事として受けている人のことです。
具体的には、カウンセラーや弁護士にするのが賢明です。
ただ、それぞれに役割があるので、ここも知って、ご自身の目的に合った専門家を訪ねるのがベストです。
<離婚に関する相談での弁護士さんの仕事>
弁護士さんは、法的に解決することの手助けをしてくれます。
話の論点で大事なことは、
・今、どのような状況か?
・相手の主張は何か?
・依頼者の主張は何か?
・それを法的観点から見て、通せるか?通せないか?
必要な場合は、離婚の時に主張すると良い事柄について教えてくれたりもします。
こちらが尋ねたり頼まないと、わざわざは教えてくれない弁護士さんもいます。そこは、弁護士さんによるのですね。
目的がはっきりしている方には良いのですが、
まだ迷っている、
気持ちの折り合いがつかず、もっと話を聞いてもらいたい、
気持ちをわかって欲しい、という場合には、モヤモヤした気持ちや、理不尽な気持ちを抱えることになったり、弁護士さんを変える、ということを繰り返す”弁護士さんショッピング”をしてしまう可能性もあります。
<カウンセラー>
カウンセラーは、お話を心、感情、というレベルで聴くことを大切にしています。
心のモヤモヤ、納得のいかなさ、人には言えない苦しい気持ちなどにもトコトン向き合ってくれることでしょう。
迷っていたり、何か心につかえが合って考えすぎて疲れてしまった…
という時は、聴いてもらうことで何か自分の気付きが生まれるかもしれません。
ただ、カウンセラーによっては聴いてもらって終わり、ということもありかもしれません。
聴いてもらったけど、何も発展するきっかけがなかった、、、ということもあるかもしれません。
<ひとり親を対象とした行政相談窓口>
ひとり親を対象とした相談窓口は全国自治体にあり、相談も無料です。
自治体によっては、まだ戸籍上ひとり親になっていなくても、例えば、別居中等でも相談自体は受けられるという自治体もあります。
しかし、相談員は必ずしも当事者経験があるわけではなく、専門技術を持っているとは限りません。多くの場合は自治体で行っている支援制度(児童扶養手当など)の情報提供にとどまっているようです。
カウンセリング、コンサルティング、自治体制度の活用法にまで網羅する、津守梨々子がご提供するカウンセリング相談
最後に、津守梨々子のカウンセリング相談について説明を致します。
津守の場合は、離婚に悩む方からシングルマザーの悩みまでを、
- 離婚の法律相談の聞き取りから立ち会いまで12年の経験から得た知識
- 心理的な面、キャリアの面からのカウンセリングやコンサルティング
- 行政で扱う支援制度の賢い活用法
- 子育てや自立に関する生き方についての相談
といった面でサポートしています。
わたしは、全国でも有数の政令指定都市でのひとり親自立支援センターで長く働き、
何も考えずに離婚して経済的にも心理的にも行き詰まる人が多いことに驚きました。
と同時に、それは、離婚した当初の自分の姿でもありました。
そこからわたしは、支援員として働く中で、
カウンセリング技術、コーチング、キャリアコンサルティング等を身に付け、
相談者の人生の創造をお手伝いさせていただくだけでなく、
自分の人生も創造してくるに至りました。
4,000人を超える、多くの相談者の方が、自分の人生の問題を解決し喜びを見出していくケースや、自分自身の人生が前向きに展開していくそのことを通じて
- 自分の気持ちと向き合い、悔いのない選択をすることが必要な人
- ロードマップを描くことが大事な人
- とにかく今を進むのが大事な人
など、
自分に必要なものの全体像を見た上でのほうが、
選択も
決断も
はるかに安心感が増すし、パワフル!
心は安定するし、生きやすくなる
そして、一歩一歩でも逆境を乗り越えることができると信じています。
離婚に悩むあなたに願うこと。
離婚という、まだまだ未知の世界、というヒトが多い分野で、
当事者として相談するのはとてもハードルが高い、という方が本当に多いです。
でも、未経験なことに対して自分だけで一生懸命考えても、
なかなか光が差す出口が見つかりづらいと思います。
これは、「ようやく相談にこれた。相談に来てよかった。。。」と
言ってくださったクライアントさんから頂いた言葉です。
自分だけで悩んだり個人の意見だけに頼ることなく、
いろいろな方面での相談や情報どりをして、
不安を最小化して、これからの人生を進んでいきませんか?
初めてのことだからこそ
人に言いにくいことだからこそ
自分がこれからどうなってしまうんだろう?と不安でいっぱいになるからこそ
とても心細いと思います。
そんな時はひとりにならず、一緒に乗り越えて生きましょう。
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